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#英文法 良問でマスター

更新日:2019年6月19日

#英文法 良問でマスター


今日は学習院大学の問題です。



04 Our boss is ( ) to get along with.

① ability ② impossible ③ incapable ④ unable



最近増加傾向の問題です。「tough(タフ) 構文」と呼ばれる構文です。

動詞・前置詞の目的語が主語として文頭に出てくるのが特徴の構文で、

この問題では

「get along with ~ : ~と仲良くやっていく」の目的語が主語に出ている、と気づくことが大切です。

元の文として、形式主語の構文

It is impossible to get along with our boss.

 (私たちの上司とうまくやっていくのは不可能だ。)

を意識すると選びやすくなります。

つまり、正解は② impossible です。


近年、動詞の語法だけでなく、形容詞や名詞の語法の問題も増えています。

形容詞については「人を主語にできるか否か」が一つのテーマとなります。

例えば、同じ「可能な」という意味でも、「able」と「capable」は人を主語にとれるが、「possible」はダメ、などです。


その視点だけで上の問題を見てしまうと、「主語が our boss なので impossible はダメで、後ろが to 不定詞だから ④ unable」と選びそうになります。unable ならば、with の後ろに上司以外の誰かが書いてあるはずですね。

ポイントは「文の最後までしっかり見る」です。


少し難しい文ですが、実は、長文を読んでいるとよく登場する構文です。

注意して見るように心がけて、早く定着させましょう。

類例は挙げておきます。


This city is hard to live in.

  (この街は住みにくい。)

This river is dangerous to swim in.

  (この川は泳ぐのに危険である。)

She is easy to talk to.

  (彼女は話しかけやすい。)

He is difficult to please.

  (彼は気難しい人だ。) 

  *please ~ : ~を喜ばせる


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