＃英文法 良問でマスター

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今日は関西学院大学の問題です。

06 The book was ( ) from any misprints.

① away ② far ③ free ④ without

これは典型的な引っかけ問題です。

「far from ～ : 決して～ではない」が非常に有名で、よく出題されるので選びたくなりますが、

正解は③ free ですね。

「free from ～ : ～がない」も同じくらい重要な表現ですので、しっかり覚えておきましょう。訳は（その本は全く誤植がなかった。）です。

少し紛らわしいので、整理しておきます。

「far from ～」は直訳が「～からほど遠い」で、「not ～ at all」「anything but ～」「by no means ～」に書き換えられます。一言で表せば「never」ですね。

例文を挙げます。

far from が無くても文が成立することに注目です。

・He is far from a fool.

　（彼は決して愚か者ではない。）

・His explanation was far from satisfactory.

　（彼の説明は全く満足のいくものではなかった。）

「free from ～」の直訳は「～から解放されている」です。

こちらは、free from を取り除いてしまうと文が成立しません。

例文を見てみましょう。

・I am free from debts.

　（私には借金はありません。）

・They are free from care and anxiety.

　（彼らには何の心配事も不安もない。）

どうでしょうか。似ているようで全然違うものなので、落ち着いて考えれば大丈夫だと思います。ただ、試験中は急いでいるので、細心の注意は必要ですね。